トレーニングと発達時期

ゴールデンエイジ

敏捷性、瞬発力、スタミナなどを向上させるための最適な時期があります。
各要素を向上させるためのトレーニング効果が顕著に現れる年齢があるからです。

スキャモンの発達曲線「スキャモンの発達曲線」によれば、一般型(骨や骨格、内臓など)は思春期に急激に発達しますが、神経型(脳や神経系)は10歳で95%程度が完成すします。
つまり平衡性、敏捷性を高めて上手に体を使いこなして素早く動いたり、バランス能力を身につけるのは10歳までの時期が最も適しているといえるのです。
特に9歳から12歳の時期を「ゴールデンエイジ」と呼んでいて、巧みな身体コントロール能力を身につけるためには、この時期のトレーニングがとても重要だといわれています。

要素別発達の推移一方、筋力や瞬発力、持久力を向上させるのには一般型が発達する中学・高校の時期が効果的だと考えられます。
あまり早い時期に筋トレを行なっても、筋トレに耐えられる筋肉が発達していないので効果がでないばかりでなく、スポーツ障害を起こしかねません。
つまりトレーニングへの適正時期を考えずに、目の前の結果を重視して小学生にパワーやスタミナを向上させるトレーニングをさせてしまうと、ゴールデンエイジの時期に最も重点を置かなければならない身体コントロール能力の発達がおろそかになってしまうため、将来の伸びが期待できなくなってしまうということです。
成長期のトレーニングは発達要素の時期と個人差を考慮して行うことが大切です。

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