効果的なトレーニングのポイントを教えてください
体にはホメオスタシスという機能が備わっています。
「常に同じ状態を保つ」ための機能のことです。たとえばヒザにできた擦り傷は放っておいても自然に治癒しますし、風邪を引いても十分な休息をとれば数日で回復します。
しかし、ホメオスタシスの機能を超えた刺激が加わるとホメオスタシスが機能できなくなって故障(病気)してしまいます。
例えばテニスの素振りを毎日し続けると手のひらにマメができたり、肘や肩を動かす筋肉が強く太くなっていきます。
ですがテニスの練習もやり過ぎるとヒジや肩を傷めてしまいます。
つまり「適度な刺激を持続的に与える」ことで、体は刺激に上手く適応できるようになるのです。刺激が少なくても多すぎてもうまく適応できないのです。
ウェイトトレーニングで筋肉が発達する場合も同じです。
早く筋肉を付けたくて毎日何時間もトレーニングすると、故障したり返って筋肉がやせ細ったりして全く逆効果になってしまいます。
ウェイトトレーニングによる刺激が、筋肉にとって「適度な刺激」になることが重要なのです。

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト