ツボ押しの効果
ツボを刺激することで自律神経に働きかることができます。自律神経は自分が意識していなくても体の機能を調整してくれる神経です。
自律神経の働き
- 内臓や血管など大切な臓器を働かせる
- 体内の環境を整える
- 無意識に呼吸する
- 消化
- 体温調整
- 新陳代謝 etc
自律神経は生きるために必要な基本的な働きを調節している
ツボを押すことで自律神経に働きかけ、ツボの働きを調整して健全な状態に導くとともに、脳内で自律神経の働きを司っている視床下部にも働きかけることができます。視床下部は神経伝達物質の分泌にも影響を与えるので、分泌量を調節することで過剰な興奮や抑うつ状態から脱出することにつながります。
ツボの押し方
ツボは、2~3回押すのが目安です。押し過ぎると炎症を起こすこともありますので押しすぎないように注意しましょう。力加減は「自分で気持ちよい」と感じる強さにすることが大切です。強く押したからといって効果が上がるわけではありません。
疲れをとりたい時
疲れた時は軽めの圧で押すようにしましょう。
- ゆっくり、ジワっと5つ数えながら圧をかけます。
圧を加える時に息を吐きます。(副交感神経が優位になり、体の力が抜け、筋肉が緩み弱い力でもツボに刺激が伝わります。) - ゆっくり、ジワっと5つ数えながら圧を抜いていきます。
圧を抜くときに息を吸います。 - 5秒間待ちましょう。
スッキリしたい時
痛みやコリがある時は「イタ気持ちよい」と感じるぐらい・・ちょっとだけ強めに押しましょう。
1~3を同様に行いますが、「イタ気持ちよい」強さで押しましょう。一気に圧をかけたり抜いたりすると、かえって筋肉が硬くなってしまいますので注意しましょう!!

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト