ステージ5:健康的な食事の仕方
ダイエットを行う上で最も大切といって良いことが健康な食事についての知識を持ち、それを実践できることです。
高脂肪食、高カロリー食を好む人には特に重要なポイントとなります。
ダイエットを開始してから、できるだけ早い時期に健康的な食事について学び、実践のためのチャレンジを開始しましょう。
ダイエット開始後、あるいは体重維持期に守るべき食事のポイントは次の項でご紹介します。注意しなければならないことは体重を落とすことに成功すると、多くの人がダイエット開始以前の食事パーターンに戻ってしまうということです。
ですから体重維持のステージが始まるまで、あるいは始まってからも健康的な食事の仕方の知識を学び、それを実践し続けることがいかに素晴らしいことであるかについて、より深い知識を得て、それを実践し続ける決心をすることが大切なのです。
健康的な食事を続けることが、体重維持だけでなく、健康、若さ、美しさ、快適な生活を継続するため重要なポイントであることを受け入れられるようになるまで、繰り返し学びと実践を続けてください。
健康的な食事のポイント
食事を低脂肪食を行う場合、意識するポイントは以下の3つです。
- 脂肪を減らす
- パン、シリアル、米飯、パスタのような炭水化物食品を増やす
- くだものや野菜を増やす
ただし、運動を積極的に取り入れる場合は脂質を抑えてタンパク質の摂取量を増やす必要があります
1.脂肪を減らす
長期的な体重維持を目指すためには低脂肪食が効果的です。
食事を低脂肪食に切り替えることでダイエット後のリバウンドが起こりにくくなります。体脂肪食の人は高脂肪食の人と比べると体重が少ない傾向があるのです。
脂肪はタンパク質や炭水化物より1グラム当たり2倍以上のカロリーがあります。
つまり同じカロリー数であれば、低脂肪食のほうがたくさん食べられるので満腹感が得やすいのです。
また低脂肪食は血中コレステロール値を下げるので、冠動脈性の心疾患のリスクを下げることにつながります。
ただし脂質は体の中でホルモンの材料になるなど重要な働きをしています。
低脂肪食を目指すことは必要ですが、オメガ3系、オメガ9系などの不足しがちな脂質は摂取する必要があります。
脂質摂取のポイントはバランスです。
飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸:多価不飽和脂肪酸=3:4:3
n-3 脂肪酸:n-6 脂肪酸=1:4
2.パン、シリアル、米飯、パスタのような炭水化物食品を増やす
これらの食品にはエネルギーと食物繊維がふくまれています。
カサがあるので満腹感は得やすいですが脂肪は少ない食品です。
これらの食品を積極的に摂取する事で、満腹感を得ながら摂取カロリーを減らすことにつながります。
3.くだものや野菜の摂取を増やす
これらの食品には繊維が豊富ですカサはありますが脂肪は少ないので、満腹感を得ながら摂取カロリーを減らすことにつながります。
くだものや野菜を積極的に食べることで冠動脈性心疾患のリスクを下げることができます。
まとめ
カロリーの多い脂質を減らしながら脂質のバランスをとること、満腹感を得るために穀物、野菜、果物を摂取しながら生活状況に合わせてタンパク質の摂取量と調節してバランスをとることがポイントです。
個人によって体質の違いや運動量の違いなど生活スタイルの違いがありますので、体調と減量の様子を見ながらサポーターとともに食事のバランスを調整して生きましょう。

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト