フリーウェイトトレーニング3
フリーウェイトトレーニングについては以前簡単にご説明しました。
今回はフリーウェイト・トレーニングでバーベルトレーニングを行う際の、グリップの種類とその特性についてお話ししたいと思います。
グリップの種類を上手に使い分けて、効果的で安全なトレーニングに役立ててください。
グリップには大きく分けて2種類があります。
- サムアラウンドグリップ
サムは英語で「親指」のことをいいます。サムをバーにアラウンド(回す)する(親指を巻き付ける)グリップです。
安定性・安全性が高いグリップです。
- サムレスグリップ
サムをバーにアラウンド(回す)しない(親指を巻きつけない)グリップです。
ウエイトが手から滑り落ちやすいので、安定性・安全性は低いグリップです。
マシンを使う場合は手が滑ってしまってもケガをするリスクは低いですし、サムレスグリップの方がサムアラウンドグリップより手首の可動域が大きいため手首への負担が少ないので、サムレスグリップを使うとよいでしょう。
ただし、サムレスでは肘が下がりやすく腋が締まってしまうので、大胸筋の種目などは、肘を開きやすいサムアラウンドグリップの方がやりやすいかもしれません。
また背中をターゲットにした引く種目(プル・ロウ)の時にサムアラウンドグリップを使うと、腕の力を使ってしまいがちなので、サムレスグリップがオススメです。
サムアラウンドグリップを使うと、背中より先に握力や前腕が疲れてしまいやすいので、背中を追い込めなくなってしまうからです。
サムレスグリップでは支えられないという人は、リストストラップを使いましょう。
リストストラップを使うことで安全性も向上し、より高重量を扱えます。
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心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト