クランチとトランクカール、シットアップの違い
腹直筋のトレーニングとして、クランチ、トランクカール、シットアップという方法をよく耳にします。
しかし、その違いについて理解している人は少ないようです。
効果的に腹筋運動を行っていただくために、その違いについて解説したいと思います。
- トランクカール
腹直筋上部のトレーニングです。
トランクカールは動作の幅が小さく、腰への負担が軽く腹直筋に意識を集中しやすいのが特長です。
初期姿勢が楽なのでクランチよりも手軽です。
トップポジションでしばらく静止すると効果が上がります。
負荷を上げるために胸にウエイトを抱えて行う方法もあります。 - クランチ
腹直筋上部のトレーニングです。
クランチは大腿上部の筋肉をあまり使わないで腹直筋を収縮させることで、腹直筋に効果的に刺激を与える腹筋トレーニングです。
比較的腰に負担が少ないので、腰に不安を抱えている人はシットアップより、クランチの方がおすすめです。
クランチをする時は首を曲げすぎないように注意しましょう。
背中を真っ直ぐにしたまま上体を起こしてもいけません。
腰を傷める原因になってしまいます。 - シットアップ
腹筋トレーニングの基本となる運動です。
昔ながらの腹筋運動で、腹直筋全体に刺激を与えます。
クランチと違って上体を完全に起こす運動ですので、腹筋だけでなく大腰筋も使います。腰に負担がかからないように膝は曲げて行いましょう。
腰が弱い人はクランチやトランクカールの方がオススメです。
起き上がる時に反動を利用しないこと、寝たときに腰を反らさないことを注意しましょう。
起き上がるときは背中を丸めるようにし意識することも大切です。
腕の位置と負荷調整
これらの腹筋は腕の位置を変えることで負荷強度を調整できます。
1:体側 → 2:胸の前で組む → 3:頭の後ろの順で負荷が大きくなっていきます。
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心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト