負荷による特性を理解しよう
筋肉に強い負荷(抵抗)を与えて筋力を増加したり、筋肉を肥大させるトレーニングをレジスタンストレーニングといいます。
レジスタンス・トレーニングの種類
- 自重トレーニング
自分の体重を負荷とするトレーニング - フリーウェイトトレーニング
バーベルなどの重りを負荷とするトレーニング - 等速性マシントレーニング
トレーニングマシンを使ったトレーニング - チューブトレーニング
ゴム製のチューブなどを負荷とするトレーニング - パートナーレジスタンス
パートナーが逆向きの力を加えて負荷とするトレーニング
など様々なトレーニング方法があり、方法によって負荷のかかり方が異なります。
例えば、フリーウェイトでは動作開始時に負荷が最も高くなり、チューブトレーニングではチューブが伸びるほど負荷が高くなります。
等速性マシントレーニングでは、動作の折り返し点の負荷が最も高くなります。
筋肉は収縮する方向にしか力を出せません。ですから、収縮とは逆向きの負荷を与える事で筋肉を増強・肥大させるためのトレーニングを行えます。
どのトレーニングにおいても、トレーニングする人間の最大出力に対して一定以上の負荷をかけないと効果は期待できません。
部位によってどのレジスタンス・トレーニングが向いているかが異なります。
例えば、大腿四頭筋、ハムストリングス、上腕二頭筋、上腕三頭筋などはウェイトトレーニングが向いていますし、肩周辺のインナーマッスルのトレーニングにはチューブトレーニングでは、大きな負荷が必要ないので、繊細な負荷をかけられるチューブトレーニングやパートナーレジスタンスが向いています。
また、取り組む競技、ポジション、アスリート自身の競技者としてのレベルなどの特性によって、必要な筋力特性が異なります。
ですから、トレーニングの目標を明確にして、対象の筋肉やトレーニングの種類を選択する必要があります。
レジスタンス・トレーニングの目標が競技のレベルアップである場合は、トレーニングの原則から機械的にトレー二ング内容を決めるのではなく、今の自分の状態や目指すパフォーマンスを実現するために最適なトレーニングを選択する必要があり、レジスタンス・トレーニングによって高められた筋力を目指すパフォーマンスに生かすためのトレーニングも必要になってきます。
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心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト