選手の個性と関節の動き
競技中の動作のほとんどは、複数の関節の動きが組み合わさっています。
ですから、どんな競技でも、その能力を向上させるためには複雑な関節の動きの組み合わせを、短時間で滑らかに、かつ力強く行えるようにトレーニングする必要あります。
これらの組み合わせのまとまりを競技の現場では「軸」という表現を使って表します。(回転軸、中心軸など」
ただし、外見上同じ動作でも、複数の関節の動き方の組み合わせには個人差があり、同じ動作の中で1つの関節の動きが不十分だと、他の動きで代償することで、目的の動きを実点しています。
そして、その関節の動きや代償動作の種類などが「選手の個性」を作っています。
しかし、その個性によって、どの関節に負担がかかるかが異なり、その動きによって過度に負担がかかる関節があると、その関節に障害が発生してしまいます。
ですから、同じ関節に障害が繰り返される場合は、動作を関節運動を分解して捉え直し、他の関節の動きを改善したり、代償動作を見直すことで故障しやすい関節への負担を軽減する必要があります。
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心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト