動的体幹トレーニングのポイント2
動的体幹トレーニングを効果的に行うためには、間接の可動域を目一杯使って行うことが大切です。
筋肉を大きく伸び縮みさせることでターゲット筋への負荷を高めることができるからです。
間接の可動域を目一杯大きく使う時は、体の表側と裏側で互いに引っ張り合うことで可動域が小さくなってしまう「共縮」という現象に注意する必要があります。
例えば、背中を丸めて状態でCカーブを作る時、背中や腰の筋肉が硬いと、背中や腰の筋肉がブレーキとなって可動域が狭くなってしまいます。
それによって、腹筋を最大限縮めることができないためトレーニングの効率が低下してしまうのです。
この共縮という現象は勢いをつけて動作する時に起こりやすくなります。
ですから、勢いを使って動作したり、正しいフォームで動作すると共縮が起こってトレーニングの質が低下してしまいます。
共縮を防ぐために
- 正しいフォームで目的の筋肉の収縮・弛緩を感じながら行うこと
- トレーニングの前にストレッチを含めた準備運動をしっかりと行うこと
- ストレッチを行う時はターゲット筋とその裏側の筋肉も意識してストレッチを行うこと
練習前に可動域の柔軟性を高め、練習中は正しい動きとフォームを意識するようにしてください。
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