潜在的問題について検討しよう
特別な場面をリストアップする
外食、休暇、特別なイベントなど、日常とは異なる場面をリストアップしましょう。
このような特別な場面では、カロリーを制限することが普段より難しくなってしまうものです。
ですから、「特別な場面」を前もってリストアップして、その場で起こる問題に対して、どうやって対処するかを事前に計画して外在化(書き出す)しておきましょう。
「特別な場面での対処について」を読んで理解しておきましょう。
リストアップした特別な場面では、
- どうしても食事を必要以上に食べなければならないのか?
- 食べたり、飲んだりする以外で、その場面で楽しむ方法があるのか?
- その場で必要以上に食べたり、飲んだりしないことで、楽しみのレベルがどんな影響を受けるか?
について検討しておきましょう。
ここからは「特別な場面での対処について」の内容を順番にご紹介していきます。
特別な場面での対処の概要
カロリー制限をしている時に外食したり、人と一緒に食事をしたり、通常とは違う状態で食事をすることで問題が起きることが少なくありません。
こうした特別な場面を前もって予測して、それについての対処法を立てておきましょう。
特にパーティーなどでは問題への対処法と自分の心構えについて、あらかじめ用意しておくことがとても役に立ちます。
準備をせずにそういう場面で食事をすると、必要以上に食べてしまって、これまで頑張ってカロリー制限してきたことが台無しになったと感じてしまう可能性が大きいのです。
特別な場面での食事に対する対処について1
全般的なポイント
- 計画的に食べる
特別な場面では多めに食べてしまうものですし、そういった場面でひたすら我慢することでストレスを溜め込んでしまうと、どか食いの原因にもなってしまいます。
特別な場面である程度多めにカロリーを摂っても良くするために、その場面の前後数日間の食事で、摂取カロリーを調整しましょう。例えば、1日の摂取カロリーを2000kcalに設定している場合、特別な場面での食事を多めに食べれるように、前後の3日間の摂取カロリーを1日1850kcalにします。
1日につき−150kcalが6日あるわけですから、その場面では900kcal(150kcal×6日)余分に食べることができるようになります。
和牛リブロース肉を約200g(936kcal)余分に食べても大丈夫になります。
- 計画的に食べるための準備をする
あなたがどんな状況に出会うかを想像してみましょう。
過去に出会った同じような状況で、うまく対処できた場面を思い出して書き出したり、周囲にアドバイスを求めて、どう考え、どう振る舞ったら良いかを考えておきましょう。
①出てくる食べ物の量と種類について
②食べなきゃと思わせられる心理的圧力について
③余分な食べ物(食事の前のつまみ食いや、食後のケーキなど)について
④アルコール飲料について
特別な場面での食事について、前もって対処法を考えておきましょう。
そうする事で予測できる困難な状況に上手に対処することができるでしょう。
ここからは、よく考えられる特別な場面での対処法のヒントをご紹介していきます。
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