体幹部をストレッチしよう
体幹トレーニングを始める前に体幹部のストレッチを十分にしておくことで、ケガの防止やモビリティトレーニングの効果向上につながります。
特にモビリティ(可動性)の質を高めるためにはフレキシビリティ(柔軟性)が十分であることが必要ですから、体幹トレーニングを始める前に十分に体幹部のストレッチをしておきましょう。
体幹部のストレッチでは「前屈と後屈」「左右への側屈」「左右への回旋」を行います。
前屈と後屈
背骨を柔らかく動かす意識を持ちましょう。
そのためには腰から倒して前屈や後屈をするのではなく、前屈の時はおへそを覗き込むようにして背中を丸めること、後屈の時は顎を引いて背中全体が適度な弓なりになることを意識してストレッチしてください。
- 腕を胸の前でクロスして行います。
- 前屈の時に息を吐いて背中を丸めましょう。
- 後屈の時に息を吸って背中を弓なりにそらせましょう。
左右への回旋
骨盤を動かさないで、骨盤を正面に向けたまま海鮮することを意識してください。
骨盤が動いてしまうと、下半身も一緒に動いてしまうので体幹部のストレッチになりません。
- 腕を胸の前でクロスして行います。
- 骨盤を固定したまま、上半身だけをひねります。視線もひねった方向へ向けましょう。
- 回転軸がぶれないように、頭の位置がずれないように気をつけましょう。
左右への側屈
左右への側屈は骨盤を動かさないで体幹を曲げることが大切です。
骨盤を動かしてしまうと腰から曲がってしまうので体幹部のストレッチになりません。
- 腕を胸の前でクロスして行います。
- 骨盤を動かさないで体幹部だけを側屈しましょう。
- 状態が前傾したり後傾したりしないように、真横へ曲げることを意識してください。
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