糖質(炭水化物)制限の安全性について
糖質(炭水化物)を制限して大丈夫なのか心配な人もいると思います。
- ご飯は日本人の主食じゃないか
- 朝のフルーツは金だという人がいるじゃないか
- 糖質がないと頭が回らないという人がいるじゃないか
今の日本の食生活を考えれば心配になる人がいても当然です。
しかし、もともと糖質は食事を食べられない日に使うためのエネルギーを貯蔵する脂肪の原料となる「贅沢品」なのです。
つまり、毎日食事ができるのであれば、糖質を大量にとって脂肪を貯蔵しておく必要はないのです。ですから、毎日食事ができる人は、糖質を毎日食べなくても良いのです。
「糖質を食べないと脳が働かなくなるのではないか?」と心配になる人もいるでしょう。
ブドウ糖が脳の唯一のエネルギーだといわれているからです。
しかし、必要な糖質がないと筋肉や脂肪などで代謝が起こってケトン体という物質が作られます。
ケトン体が脳のエネルギーになるので脳は十分に働くことができます。
また、脳以外の組織や器官も糖質がなくてもキチンと働くことができます。
血糖値が下がると「糖新生」が起こってグリコーゲンや筋肉、脂肪などからブドウ糖を作ることができるからです。
「根菜など食べないと便秘になってしまう」と考える人もいるでしょう。
しかし、食物繊維には野菜や海草に豊富にふくまれている水溶性食物繊維(便をやわらかくする)と大豆などに豊富にふくまれている不溶性食物繊維(便のカサを増やす)の2種類があるので、根菜を食べなくても十分に摂取ができます。
「脂質を多めに摂取すると体に悪いのではないか」と思う人もいるでしょう。
しかし、脂質は細胞膜や内分泌ホルモンの材料になります。
コレステロールには悪いイメージがですが、傷づいた血管を修復するという大切な役目を果たしています。つまり、健康な体の人にとっては良い効果があるということです。
ただし食べ過ぎは禁物です。
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心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト