体幹と呼吸の関係を意識しよう

呼吸には大きく分けて胸式呼吸と腹式呼吸に分かれます。ただし、どちらか一方だけを行っているわけではなく、その比率が多い方の名称で呼ばれています。
- 胸式呼吸
横隔膜の収縮と同時に肋骨の間の筋肉(肋間筋)を使って胸を広げたり縮めたりしながら呼吸します。
息を吸った時に横隔膜が下がって、外肋間筋が肋骨を持ち上げます。
息をはく時に横隔膜が上がって、内肋間筋によって肋骨が引き下げられます。
これらの動きによって肺が膨らんだり縮んだりします。
- 腹式呼吸
腹式呼吸は胸式呼吸の動きを腹筋を使ってサポートします。
息を吸い始めて下がりはじめた横隔膜の収縮を、腹筋を緩めてお腹を出すことでサポートします。
吐く時は腹筋を収縮させながらゆっくりと長く履き続けられるようにサポートします。
腹筋と横隔膜を一定のリズムで繰り返し使うことで脳内でセロトニンの分泌が促されるので、リラックス効果があるといわれています。
どちらの呼吸をしても呼吸をすると腹筋が動くので、正しい呼吸をすることで体幹が安定します。
ですから、体幹トレーニングではトレーニングのフォームだけでなく、動きと呼吸を連動させることが大切です。
原則は一番負荷がかかって最もパワーが必要な時に息を吐くということです。
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