喫煙が体に起こす影響
体を鍛えるのならタバコはやめたほうが良いでしょう。
「ニコチン」の影響
- 心拍数増加
- 血圧上昇
- 末梢血管収縮
- 循環障害(手足のしびれ)
「一酸化炭素」の影響
- 血液の酸素運搬の阻害
ヘモグロビンが一酸化結びついて酸素供給が滞るため各器官に必要な酸素供給量が減少
「活性酸素」の影響
- ビタミンCの大量消費
活性酸素(過酸化水素)を除去除去するためにビタミンCが大量に消費されてしまいます。
ビタミンCはコラーゲンを作る時に必要なので、靭帯、腱、皮膚が弱くなってしまいます。ケガをするリスクが高まり、老化も促進されてしまいます。白血球やリンパ球の形成にもビタミンCは必要なので免疫力も弱くなります。
タバコ1本で25~100mgのビタミンCが消耗します。
タバコを吸った直後は末梢血管が収縮してしまうので、末梢血管へ血液が流れなくなりますので各細胞の働きが低下してしまいます。
さらにはタバコを吸ってからニコチンが体内で検出されなくなるまで72時間、血液の酸素濃度や一酸化炭素濃度が正常に戻るまで8時間以上かかり、48時間は神経の末端の成長が止まるともいわれています。
ですから、加圧トレーニングの効果を最大限に引き出すためには、喫煙後3日以上たってから行うことが必要になってしまいます。禁煙と加圧トレーニングはセットで考えた方が良さそうです。
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