インナーマッスルと肩コリの関係
肩コリに悩まされている人は多いものです。
たかが肩コリ、されど肩コリで、中には肩コリがひどすぎて頭痛や吐き気などを感じる人もいるので、場合によっては仕事や日常生活にさえ影響が出てしまいます。
できれば肩コリは感じたくないものですが、最近インナーマッスルと肩こりの間に深い関係があことがわかってきました。
筋肉はアウターマッスルとインナーマッスルに分類できます。
両者は互いに協力し合って体を動かしています。
ですから、アウターマッスルとインナーマッスルのバランスが崩れてしまうと、怪我をしやすくなってしまいます。
肩コリも「インナーマッスルとアウターマッスルのバランスの崩れ」が大きな原因なのです。
なぜ肩がこるの?
- 運動不足や加齢によってアウターマッスルが弱くなる
- 動作をするときアウターマッスルの働きをインナーマッスルが補おうとする
- インナーマッスルの負担が大きくなって、インナーマッスルに疲労が蓄積する
という流れで肩がこってきます。
筋肉の重量は成人で平均体重の約40%だといわれています。
個人差はありますが40歳から年に0.5〜1%ずつ減少します。
65歳以降には減少幅が大きくなって、80歳までに30%から40%低下してしまいます。
加齢による筋肉量の低下を考えると、特に40代以降は運動習慣を持たないとアウターマッスルがドンドン低下して、インナーマッスルの負担が大きくなってしまって、肩コリを始めとする様々な不調が起こるのです。(もちろんインナーマッスルも加齢による低下が起こっています)
つまり、40代以降は何かのスポーツ競技をしていない人でも積極的に筋力トレーニングをして筋肉量を維持する必要があるということです。
アウターマッスルとインナーマッスルのバランスが上手くとれることで体の不調の多くは改善することができます。
日常生活を最後まで快適に過ごすためにも、アウターマッスルとインナーマッスルのバランスをとりながら筋力トレーニングを続けていきましょう。
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心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト