加圧トレーニングでリラックス
加圧トレーニングをした後の眠気を感じることがあります。
加圧トレーニングではトレーニング時間が短いのですが、加圧ベルトで血流制限をした状態でトレーニングをすると、体は激しい運動をしたのと同じ状況になります。
この時、自律神経のうち「交感神経」が活発に働いて体が緊張状態になるのです。
そして加圧トレーニングが終わると、「交感神経」働きで緊張状態になった体を緊張状態から解放してリラックスさせるために「副交感神経」が活発に働いて体がリラックスするのです。
加圧トレーニング後に起こる眠気は、この「副交感神経」の働きによるものです。
また、加圧トレーニングによって分泌が促進される成長ホルモンの影響もあるといわれています。
つまり、ストレスを感じて体が緊張状態になっている時に加圧トレーニングをすることで体をリラックスモードにすることができるのです。
加圧トレーニング後は少しノンビリする時間をとって積極時にリラックスするのもオススメです。
<交感神経>
自律神経のひとつで外界からの刺激(ストレッサー)に対して反応します。
副交感神経と相反する作用があって体内のホルモンなどを制御しています。
交感神経が優位になると体は緊張した状態になります。
<副交感神経>
自律神経のひとつで緊張状態になった体をリラックスさせます。
交感神経と相反する作用があって体内のホルモンなどを制御しています。
副交感神経が優位になるとリラックスして、胃液や唾液の分泌が高まり、血管が拡張して手や足が温かくなります。