食事バランスガイド参考に献立を作ってみよう
手順1
「食事バランスガイド」のコマの大きさは、性別、年齢、身体活動レベル(量)によって異なります。
農林水産省の1日に必要なエネルギー量の目安を参考に対象者に必要なSVを把握しましょう。
手順2
主食、副菜、主菜、乳・乳製品、果物の5グループのそれぞれについて、1日に必要なSVを朝食、昼食、夕食に振り分けましょう。
食事バランスガイドを使った献立を作る際は、油や調味料は調理するときに使用して料理の中に含まれるものとして考えるため別に分けて考慮する必要はありません。
対象者が基本形の場合 |
||||
必要SV |
朝食 |
昼食 |
夕食 |
|
主食 |
5-7 |
2 |
3 |
2 |
副菜 |
5-6 |
1 |
2 |
3 |
主菜 |
3-5 |
1 |
2 |
2 |
乳・乳製品 |
2 |
1 |
0 |
1 |
果物 |
2 |
1 |
0 |
1 |
手順3
手順2で振り分けたSVに基づいいて、各食事ごとの品数とボリュームを考えてみましょう。
品数と一品のボリュームの検討 |
|||||||
朝食 |
昼食 |
夕食 |
合計 |
||||
品数 |
一品の ボリューム |
品数 |
一品の ボリューム |
品数 |
一品の ボリューム |
||
主食 |
1 |
2 |
1 |
3 |
1 |
2 |
7 |
副菜 |
1 |
1 |
2 |
1 |
3 |
1 |
6 |
主菜 |
1 |
1 |
1 |
2 |
1 |
2 |
5 |
乳・乳製品 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1 |
1 |
2 |
果物 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1 |
1 |
2 |
手順4
手順3で振り分けた朝食、昼食、夕食のSVを記入し、それを見ながらSV早見表、SV早見表2 SV早見表3 SV早見表4を参考に献立を考えましょう。
朝食 |
必要SV |
献立 |
主食 |
2 |
6枚切り食パン 2枚 |
副菜 |
1 |
コーンスープ |
主菜 |
1 |
目玉焼き |
乳・乳製品 |
1 |
ヨーグルト(1パック) |
果物 |
1 |
みかん |
昼食 |
必要SV |
献立 |
主食 |
3 |
スパゲッティー 大盛り |
副菜 |
2 |
スパゲッティー 大盛り 野菜の具材 ポテトサラダ |
主菜 |
2 |
スパゲッティー 大盛り 魚の具材 目玉焼き(卵1個分) |
乳・乳製品 |
0 |
|
果物 |
0 |
|
備考 |
パスタには、主食、副菜、主菜が含まれています。 |
夕食 |
必要SV |
献立 |
主食 |
2 |
ご飯大盛り |
副菜 |
3 |
具だくさん味噌汁 生野菜のサラダ |
主菜 |
2 |
麻婆豆腐 |
乳・乳製品 |
1 |
ヨーグルト 1パック |
果物 |
1 |
りんご 半個 |
備考 |
ミートソースパスタには、主食、副菜、主菜が含まれています。 |
手順5
実際に調理してみましょう。バランスを大切にしながら、食べる人の好みや生活習慣なども考えてメニューを作りましょう。
1SVの基準
主食 |
主材料の穀物に由来する炭水化物 約40gで1SV |
副菜 |
主材料の野菜、きのこ、いも、豆類(大豆を除く)、海藻類 約70gで1SV |
主菜 |
主材料の魚、肉、卵、大豆、大豆製品に由来するタンパク質 約6gで1SV |
乳・乳製品 |
主材料の牛乳、乳製品に由来するカルシウム 約100mgで1SV |
果物 |
主材料の果物約100gで1SV |
備考 |
主材料の重量は調理前の生重量(可食部のみ)を用います。重量計算はレシピに記載された重量、もしくは1玉、1食分、1個など製品に表示されている重量を用いましょう。乾燥したものは戻した重量で計算します。 |

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト