自分に必要なエネルギー量とは?
食事から取り込んだ栄養素から、生きていくために必要なエネルギーを作り出すことをエネルギー代謝といいます。
1日に必要なエネルギー量は基礎代謝量と生活活動代謝量の合計です。
生活活動代謝
生活活動代謝は一般の方なら、通常は基礎代謝の7から8割程度と考えて良いのですが、「日本人の食事摂取基準」の中で、基礎代謝と生活活動代謝を合計した1日に必要なエネルギー量の簡易的算出方法が記載してあります。
生活活動内容の強度を「低い」「普通」「高い」の3つに分類して数値化し、それをもとに1日のエネルギー必要量を求める方法です。
基礎代謝と生活活動代謝を合計した1日のエネルギー必要量は以下のように求めます。
エネルギー必要量=基礎代謝量×身体活動レベル
身体活動レベル |
低い(Ⅰ) |
ふつう(Ⅱ) |
高い(Ⅲ) |
1.5(1.40〜1.60) |
1.75(1.60〜1.90) |
2.00(1.90〜2.20) |
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基準 |
生活の大部分が座位
性的な活動が中心の生活の方 |
座位中心の仕事で、職場内での移動、立位での作業・接客等、あるいは通勤、買い物、家事、軽いスポーツなどのいずれかを含む生活の方 | 移動や立位の多い仕事への従事者、あるいはスポーツ等の余暇における活発な運動習慣がある生活の方 |
備考 |
カッコ外の範囲で調整してください。 |
基礎代謝が2000キロカロリーの男性で、身体活動レベルが「高い」人なら
2000×2.0で4000キロカロリーのエネルギーを食事から摂取する必要があるということになります。

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト