水の働き
個人差(体格や年齢など)はありますが体を構成する成分の約60%が水です。(胎児で体重の約90パーセント、新生児で約75パーセント、子どもで約70パーセント、成人では約60~65パーセント、老人では50~55パーセント)
体内の水分の2%を失うと強い乾きを覚え、10%を失うと様々な機能障害が起こり、20%失うと死んでしまうといわれています。ですからアスリートが高いパフォーマンスを維持するためには体内の水分量のコントロールは重要なのです。
体内の水分の2/3は細胞内、残りの1/3は血液やリンパ液、間質液(細胞と細胞の間にある水分)として存在しています。
体内の水分の2/3は細胞内、残りの1/3は血液やリンパ液、間質液(細胞と細胞の間にある水分)として存在しています。
- 細胞内の水分は細胞の機能を維持する働き
- 血液(血漿の91%は水分)は消化管で吸収された栄養素を酸素と共に体の隅々まで運ぶ働きと体内の老廃物を体の外へ運び出す働き
ヒトの血液量は体重のおよそ 1/13(男性で約8%、女性で約7%)と言われています。
- 体温調整の働き
人間の平熱が36度~37度に保たれているのは、体温の上昇に伴って出てくる汗が皮膚の上で蒸発するときに熱を奪っていってくれるからです。
汗の蒸発によって皮膚の表面温度が下がり、体温上昇を防いでくれているのです。 - 細胞の栄養貯蔵
間質液(細胞と細胞の間にある水分、組織間液、細胞間液とも言われます)には血液から流れ込んだ栄養素が豊富に含まれているので、細胞はここから栄養素を吸収しています。
水分が不足するとこうした様々な機能が低下してしまうため、場合によっては命に関わる障害を起こしてしまいます。適切な水分補給を心がけましょう。

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト