グリコーゲン
ブドウ糖(グルコース)が多数結合したものをグリコーゲンといいます。
摂取したブドウ糖の使いきれなかった分をグリコーゲンに変換して肝臓や筋肉に蓄えるのです。
蓄えられたグリコーゲンは必要に応じてブドウ糖に分解されてエネルギー源として使われます。
肝臓に蓄えられたグリコーゲンを肝グリコーゲン、筋肉に蓄えられたグリコーゲンを筋グリコーゲンといいます。
グリコーゲンの貯蔵量は肝グリコーゲンで100g程度、筋グリコーゲンで250-300g程度です。
筋グリコーゲンは筋肉だけで利用され、肝グリコーゲンはブドウ糖に分解されて血中に放出され脳のエネルギー源として優先的に使用される他、空腹時に低下する血糖値を維持するためにも使われます。
糖質が不足すると肝臓や筋肉のグリコーゲン貯蔵量が減少して、疲労や筋力低下、低血糖、脳の活動低下を招いて運動ができなくなってしまいます。
糖質の1日の摂取量が1日の必要エネルギーの60%程度になるようにしてください。