カーボローディングとは?
カーボローディングは炭水化物(カーボハイドレイト)のカーボと、詰め込む(ローディング)を合成して作られた言葉です。
つまり「カーボローディング」は「炭水化物を身体に詰め込む」という意味になります。
炭水化物は消化吸収されると肝臓と筋肉にグリコーゲンという形で貯えられていて、運動する時に必要に応じて分解されてエネルギーになります。
ですから、カーボローディングを具体的に説明すると 「運動する時エネルギー源となるグリコーゲンを、できるだけたくさん筋肉や肝臓に貯えておく」食事方法ということになるのです。
ですから、「カーボローディング」を「グリコーゲンローディング」呼ぶこともあります。
グリコーゲンを貯えられる量は体重70kgの成人で、肝臓に70g、筋肉に400g程度といわれています。
ただし、普段から運動をしながら炭水化物を摂取している選手だと、筋肉へのグリコーゲン貯蔵量が増加して500g以上になることもあると言われています。
なぜカーボローディングを行うかというと試合中にグリコーゲンが足りなくなってしまうとスタミナが切れて体が動かなくなってしまうからです。
試合中のスタミナ切れを防ぐため、試合の前に吸収されやすい良質の炭水化物をタップリと摂取することで、体内にタップリとグリコーゲンを蓄えておいて試合中のスタミナ切れを防ぐのです。
炭水化物を多く含む食材には小麦製品(パスタ、パン、うどんなど)、米(ご飯、餅など)、豆類、いも類などがありますが、これらの中でも特にパスタは調理が簡単で、メニューの食材を自由に選べるので、その他の栄養素のバランスが取りやすく、しかも腹持ちが良くておいしいのでカーボローディングの食材として頻繁に用いられます。
実際にマラソン、トライアスロン、ボクシング、サッカー、短距離ランナーなど、いろいろな種目のトップアスリートたちが、パスタを食べてカーボローディングをしています。

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト