湯船のお湯の抵抗について知っておこう!
陸上でインナーマッスル・トレーニングを行う場合
- 自分の体重
- ダンベルなど重量物
- チューブの弾性
を負荷として使います。
これらを効果的に用いるためにはフォームをチェックしたり、重量物の重さを変えたり、チューブの張り具合を変えたりします。
しかし、湯船の中でトレーニングする場合は、お湯の抵抗を負荷として使いますので、重さやハリ具合を変えることはできません。
ですからお風呂でトレーニングする場合は速度を使って負荷の調整をします。
水中では動作の速度を速くすれば負荷が大きくなり、遅くすれば負荷が小さくなるので、これを利用して負荷を調節するのです。
ですから、始めたばかりの種目で筋力が弱い場合は水の抵抗が弱くなるようにゆっくりと動かし、ある程度慣れて筋力がアップしてきたら動きのスピードアップしてトレーニングを行うのです。
お風呂でのトレーニングは水の抵抗を皮膚で感じるのが楽しくて、ツイツイ頑張ってしまいがちですが、筋肉の疲労度に気をくばりながら楽しんでやっていきましょう。