横隔膜
横隔膜(おうかくまく)は呼吸をコントロールする筋肉です。
腹横筋がお腹周りを筒状にくるんでいてその上をふさぐように存在しています。
横隔膜の主な働き
横隔膜という筋肉は、お腹の空間(腹腔)と胸の空間(胸腔)を分けています。
胸腔には、心臓や肺があって、腹腔には、胃・膵臓・胆嚢・脾臓・肝臓・腎臓などの臓器があります。
横隔膜の中心部には3つの穴が開いています。
大動脈を通す大動脈裂孔・食道を通し、胃へ移行する部分の食道裂孔・大静脈を通す大静脈孔です。
横隔膜は呼吸筋です。
息を吸う時は横隔膜が下がって、沢山空気が吸えるように胸の空間(胸腔)を拡大します。上部肋骨は前後方向に拡張して、下位肋骨は横方向に拡張します。
横隔膜の働きが良くなると、呼吸が大きくできるようになり酸素摂取能力が向上するので、心身の状態を良好に保ちやすくなります。
また、パワーハウス(お腹周り)の一番上についている筋肉で、これが強くなることで、パワーハウスをシッカリと固定しやすくなり、体幹を保つことができるようになるので、バランス能力や瞬発的なパワーを出しやすくなります。

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト