インナーマッスル・トレーニング(腹部/股関節)
一般的な腹筋トレーニングで鍛えている筋肉は腹直筋、外複写筋、内腹斜筋といった腹筋ですが、それよりさらにお腹の深いところに腹横筋・多裂筋・横隔膜・骨盤底筋群というインナーマッスルがあります。
普段はほとんど意識しませんし、動いているという意識を持つこともありません。 しかし、体の中心である体幹を支える重要な筋肉ですから、
- 競技機能をさらに高めたいトップアスリート
- 普段はあまり運動しないけれど、若さや健康を保ちたいという人
- 美しい姿勢やスタイルを維持したい人
等など、ぜひ鍛えて欲しいインナーマッスルです。 ここからは腹部のインナーマッスルについて、1つずつ説明していきます。
腹横筋(ふくおうきん)
腹横筋はお腹をコルセットのように、ぐるりと巻いている筋肉で筒状の形をしています。 腹筋の一つで
- 腹圧を高める
- 腰椎を安定させる
- 内臓の位置を安定させる
- 排便を助ける
- 下部の肋骨を下へ引き下げる
といった役割をしています。 腹式呼吸などで息を吐き、お腹を内側へ引き込むと強く働きます。