内臓・ホルモン分泌

加圧トレーニング理論編(14)

加圧による内分泌系の変化

加圧トレーニングを「腕や脚を締め付けて行っているだけ」と思う方も少なくないと思います。しかし加圧することで体の中では様々な変化が起きています。

加圧トレーニングをすることで交感神経の亢進や内分泌系の変化などが起こります。

内分泌系の変化
  • レニン酵素
  • ノルアドレナリン
  • 抗利尿ホルモン(バソプレッシン)
  • 成長ホルモン

いずれの値も加圧の刺激により上昇することが確認されています。

頬に触れる

解説

  • レニン酵素
    腎臓の傍糸球体細胞から分泌されるタンパク分解酵素。血管平滑筋収縮作用、副腎皮質アンドロステンジオン分泌促進などの効果があります。血圧上昇にも関係していると考えられています。
    アンドロステンジオンは副腎や性腺で生産ステロイドホルモンで、テストステロン、エストロン、エストラジオールのそれぞれの生合成経路の中間生成物です。
  • ノルアドレナリン
    副腎から血液に放出されるホルモン。
    ストレスホルモン1つでアドレナリンとともにやる気を出したり、脂肪からエネルギーを放出し、筋肉の素早さを増加させます。
  • 抗利尿ホルモン
    血管を収縮させて血圧を上げる効果があります。
  • 成長ホルモン
    筋肉の増強、アンチエイジング(若返り、老化防止)、ケガからの回復スピードの加速などの効果があります。

加圧をすることで起きる生体変化を上手に利用して行うのが加圧トレーニングです。

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