インナーマッスルの性質
筋肉は基本的には随意筋(自分の意志で動かせる筋肉)と不随意筋(自分の意志で動かせない筋肉)に分けられますが、随意筋であっても「動かそう」と思っても実際には自分の意志で動かせない筋肉も多数存在します。
例えば、お腹を引き込むドローインという方法がありますが、思い通りにお腹を引き込める人は少ないでしょう。
中には全く引き込むことができない人もいます。
インナーマッスルの一部の筋肉は単独で動かす事が難しかったり、意識して動かそうとしても、なかなか動かいてくれないですし、動いている感覚をつかむことができません。
目的の筋肉が「動いていない」「効いている感じがしない」と感じると、中々トレーニングを継続できないものですが、これらの筋肉は通常のトレーニングでは鍛えにくいので、対象の筋肉を意識しながら、筋肉の場所や動き方を頭でイメージしながら根気よく取り組んでいく必要があるのです。
意識して動かせない筋肉をシッカリと効率よく鍛えるためには、トレーニングのフォームの正確さにこだわって体の動き方をチェックしながらトレーニングしていく必要があります。
正確なフォーム ⇒ 目的の筋肉のトレーニング
なのです。
インナーマッスル・トレーニングは地味で、効果を感じにくいトレーニングですが、インナーマッスル・トレーニングを行うことで「どんな良いことが起こるのか?」を繰り返し確認しながら、ぜひ、正確なフォームで、定期的に行ってください。
(書き出して目のつく場所に置いておきましょう!)
記入例
インナーマッスル・トレーニングを行うことで起きる良い事のリスト | |
機能的側面 | 個人的な意味 |
微妙な動きが正確になる | 仕草が美しくなるので魅力的になる |
関節の可動域が安定する | 腰やひざの痛みが亡くなる |
↓ | ↓ |
このリストには、良いことが起きた時のイメージを喚起させる写真やイラストを添えると効果的です。

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト