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循環系の調節システムと加圧トレーニング

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心臓の鼓動はメトロノームのように一定のリズムを刻んでいるわけではありません。
心筋の鼓動のリズムは

  • 身体活動の状態
  • 外界からの刺激(寒さ、暑さなど)

によって刻々と変化しています。

トレーニングのポイント

トレーニングのポイント

こうした変化は自律神経によって調節されています。
副交感神経が優位になると心拍数は低下し、交感神経が優位になると心拍数を増加します。

交感神経が優位になるとノルアドレナリンが分泌されて心拍数が増加します。
運動するときなど心拍数を増加する必要がある時は副交感神経が抑制され交感神経優位になります。

交感神経には心拍数を上昇させる働きだけでなく、心筋の伸縮力を増強させる働きもあります。
こうした働きは交感神経だけではなく副腎髄質から分泌されアドレナリン/ノルアドレナリンというホルモンによって影響をうけています。
その他にも多くのホルモンと自律神経が血液量と血管の収縮状態を調節すること循環系を制御しています。主なホルモンは

  • アドレナリン
  • バソプレッシン(ADH)
  • 心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)
  • レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系

が挙げられます。

ADH は腎臓による水分排泄の調節、全身の血管に対して強力な血管収縮を引き起こします。
レニンは腎臓から分泌されタンパク質を分解する解素です。

血液中のアンギオテンシノー ゲンに働きかけアンギオテンシンⅡを作ります。
このアンギオテンシンⅡは2つの生な作用を持っています。

1つは、副腎皮質からのアルドステロン分泌の促進、もう1つは血管収縮です。
このように、自律神経や各種ホルモンによって環系の環境に応じた調節がなされているのです。

つまり、運動などをして心拍数に変化をもたらすということは、

  1. 自律神経の切り替え/調整のトレーニング
  2. ホルモン系の分泌バランスの調整トレーニング

という側面を持ち、循環器系のトレーニングになるのです。

アンチエイジング

アンチエイジングと健康増進

単に心肺機能を高め運動能力や持久力をあげるというだけではなく、心の安定、血管の若々しさを保つ、ホルモンバランスを調えるといった、健康増進やアンチエイジングにも大きく関係しているのです。

通常、循環器系のトレーニングを行う場合は、ある程度の時間をかけて心拍数の上昇と血圧の上昇を起こさなければなりませんが、加圧トレーニングでは、圧をかけることで血圧が上昇し、心拍数も上昇しやすくなりますので、短時間で循環器系の調整を行うホルモンの分泌量も影響を受けると考えられます。
(科学的な証明はされていません)

ですから、通常のトレーニングと比べて、1、2のトレーニングを短時間で行えるため、健康増進やアンチエイジングを考える方にもおすすめのトレーニングなのです。

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